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4月に向けて

色々と準備が多くてめまぐるしく動くので少し考えを整理しておく。

 

人間の悩みは多くはお金と健康、そして人間関係にはじまる。こういったものは普段は認識もしないし、当たり前のものだと思っている。

 

しかしなくなって初めて痛切に大切さを感じるのである。人は日々当たり前のことが有難いこと、と認識してはいないのだ。

 

まさに頭ではわかっているが恒常的に認識をし、将来のために何らかのアクションを起こし続けるには難しい、緊急性はないが重要な象限に位置するものである。

 

 保険や金融商品選びもまさに緊急性はないが、重要なイシューである。なぜならそれは将来におけるお金と健康、人間関係に影響してくるものだからである。

 

保険や金融商品の流通において顧客と従事者の情報格差が埋まることはまれである。それは入ってくる情報の量や範囲、また経験数などによるからだ。顧客は検索しようにもどうやって何を検索したらいいかわからないのであれば当然である。

 

従事者においても自らのレベルもどんどん上げていくことはもとより、より顧客のためになる具体的なプランを勉強してアドバイスをし続けていかなければならない。新規の顧客対応はもちろんのこと、既存のお客様の定期的なメンテナンスが求められるのは当然である。

 

圧倒的に顧客に支持される従事者用のプラットフォームをつくることはとても理と利が融合するしテーマとしては大きいので自分の人生として取り組むテーマとした。

 

 

現在FJは5年で200人を超すメンバーを有し、2020年には500名を目指すことを事業の目標にしている。現在は全員よく努力しているし、また業界の状況から見てもとてもいい感じである。抱えている問題も多いが、顧客のために、業界のためによりよくしていこうとメンバーが必死に日々の活動を行なっているのは誇らしいことである。経営者として彼らには本当に助けられているのでこの場を借りて感謝の言葉を述べたい。

 

一方で労働集約型のビジネスモデルの限界もある。それはいかに質と量を高いレベルで保てるかということである。一人当たりのコミュニケーション量は人数が増えれば減ってしまうし、事実今や全社員と具体的な日々の活動のアドバイスはできなくなっている。

 

ダンバー数というものにもろにはまっている。

ダンバー数 - Wikipedia

 

昔新日本保険新聞で自ら伍で戦うといいながら現在は組織の成長のスピードが早すぎて伍長である現場のマネージャーの育成成長がなかなか追いついていない。

 

今まで想定していなかった問題なども起き、また自分の能力のなさで社を去る者も出てきている状況は誠に歯がゆい状況でもある。

 

既存のモデルの延長線上ではさらなる成長をのぞめない。そう感じて次のステージにいくべく新たなモデルを構想し、現在構築中だ。

 

ソフトバンクの孫さんは世界的に同志的結合を行なっているし、群戦略、という考え方がとてもいいので思いっきり保険業界においてもそれを模倣しようとしている。

 

その中で、より良い人間を自社で増やすことは当たり前のようにしながらより良い業界の従事者の生産性をサポートすれば日本における保険金融流通事業はより進化進歩するであろうということだ。

 

現在は顧客が保険屋金融商品を選ぼうとすると何を参照するか、というと参照するものがあまりない。定価でどこで買っても同じSKUであれば同じ値段という規制業種の中で、差別化できるポイントは人と組織であろう。

 

同じ商品なら魅力的な担当者がついてくれる方がいいだろうし、(またはついて欲しくないという人もいるであろう)どういったマインドの会社から買おうか、とするのは当然の行動である。

 

しかしAさんにとっては魅力的な営業マンでもBさんにとってはどうであろう。答えはわからないである。まずここを整理しなければならない。

 

また売れっ子で顧客から支持が多いAさんもAさんで実は大変である。時間は有限である。その中で顧客数を増やすことは自らの時間を削ることであり、1人あたりで担当できる人数は限られる。が故に必然的に生産性の高い=優良でたくさん売り上げを上げられる顧客に集中していく傾向にある。そうなると一般の人たちに質のいいオーダーメイドのサービスは必然的に行き渡りづらくなる。ここにも業界の問題がある。

 

ここでテクノロジーを使うとどうなるか。普段やらなくてはいけない作業を新たなテクノロジーを使い自動化すると今までかかっていたい感が10分の1ほどでできてしまう。空いた時間で顧客保全をすることも、また自分であらたな学習や、投資をすることもできるわけである。

 

顧客にとっても苦痛のある手続きやオーダーがたくさんある。ここもテクノロジーを利用し利便性をあげて見たらどうか。より生産性の高い、自分のやりたいことややらなければならないことに時間を振り分けられ、結果として人生を謳歌できそうだ。

 

今まで保険業界で鈍痛のようにあった痛み(ペイン)を解決するソリューションを持って、次世代の保険金融流通のステップを踏み出す準備ができそうでワクワクしている。

 

あくまでメモ用なので色々と後で手直ししよう。