ベトナムでも保険はモバイルチャネル/ジョンアンよ、お前もか。blockchainはどこへいく?
リバティーはホーチミンでもとてもメジャーな保険会社だけどついにモバイルでがん保険やら旅行保険を取り扱い出しました。
かねてより私は牛肉の消費の後に保険マーケットがくる、と申しておりますがその辺りを綺麗にまとめていただいているのがこちら。
豊かさの象徴である牛肉、中でも和牛は(ベトナムでは豪州産だけど)
ベトナムでも大人気な模様で
ホーチミンの大繁盛焼肉店、「浦江亭」(日本式焼肉) - 教えてASEAN.NET│海外・ASEANの飲食店出店なら
浦江亭様は大繁盛。カンボジアにも進出されている模様。
また肉太郎も人気ですな。
マズローのピラミッドを考えてみれば
生存の欲求から徐々に上に上がり住宅などを買い、贅沢品に手が出始めると現状を失う恐怖心より保険のトリガーが引かれる、もしくは教育費の支出割合が増え始め、そうすると保険の必要性を感じるようになる、結果
”風吹けば桶屋が儲かり”
”牛肉が流行れば保険が売れる”
という感覚です。(個人の見解ですあくまで。)
実際にちょっと先ゆくタイのマーケットも保険は超絶伸びて行ってますな。
タイの保険市場:ニッセイ基礎研究所より
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=52513?site=nli
もちろん牛肉も伸び・・・
タイにおける牛肉の現在と未来 - 教えてASEAN.NET│海外・ASEANの飲食店出店なら
てへんがな。
鳥肉は伸びてるねぇ。まぁ肉食うと、って解釈で許してほしい。宗教観も違いますしね。
実際中国では
畜産の情報-中国の牛肉需給動向~需給の現状と構造改革の取り組み~- 2016年11月
伸びてる伸びてる。
ということでここら辺で。
話を戻すとモバイルの便利さはもうチャネルとして新興国では確実に認識されていて
スマホ対応していないところの方が多分保険会社としてはイケてないと見なされるでしょうし。この辺りはスマホネイティブで保険を買った人たちはどのように対面チャネルに流れるのか?を注視しておこうかなと思っております。
シンガポールや香港などではスマホファーストな保険会社は既存の強大な保険会社たちに阻まれてなかなか成長できていない模様で、それとは別に全く文化もなかったアジア圏で最初の保険購買体験をスマホで、というところに力を入れて行っているような気がします。三つ子の魂百まで、の精神で一気にデジタルでスタートしたほうが効率的である、という思惑が除きます。
個人的にはカンボジアでいち早く営業を開始する、と宣言している第一生命が
AIAや英国Prudential,Manulifeの牙城を崩し切るかにとても注目しています!
モバイルファーストでバンカシュアランスな日本の保険会社が生まれてもらうと俄然個人的には盛り上がります。ぜひお手伝いさせてほしいなと。
さてモバイルといえば、テンセントはもうモバイルを超えて保険会社までやっちまっているんのがジョンアンです。
http://fis.nri.co.jp/ja-JP/publication/kinyu_itf/backnumber/2018/02/201802_7.html
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=53184?site=nli
〜記事抜粋〜
衆安保険は、アリババグループのジャック・マー(馬雲)会長、テンセント・ホールディングスのポニー・マー・ファタン(馬化騰)会長、及びピンアン・インシュランス(中国平安保険)のマー・ミンジャー(馬明哲)会長が出資し、13年に設立された。
・・・もはや稀代のチャイナトップ経営者たちが寄ってたかってモバイルプラットフォームで保険やっちゃっているんですけど本格的にブロックチェーンを活用するってことで。
記事抜粋〜
衆安保険テック部門トップのチェン・ウェイ氏はブロックチェーンについて、中国の保険分野を変える「極めて大きな役割」を果たすと言及した。ジョンアン・テック社はすでに、衆安保険の保険契約を保管する目的で、ブロックチェーンを利用している。
「保険を統計データとブロックチェーンにより裏付けることで、その大量かつ多様なデータと繋がることができる。リスク管理や保険料設定の改善に利用可能だ」
もはやここにヘルスケア含むバイタルデータを入れ、時間から与信管理まで
アリペイの芝麻信用まで紐づけられると
もはやなんて効率的な人民統制ができるのでしょう、という塩梅になります。
今後ますます透明度が高まる社会、、、どう生きるかは私たち次第ですね。
今後遅かれ早かれテクノロジーに代替されるようになるでしょうから
その時に不便承知でめんどくさいことをやり抜くか
利便性の高い社会でより高付加価値なしごとを生み出すか。
自らの立ち位置をきちんと見据えてしっかりといまを生き抜きたいと思います。
意外とどちらもチャンスがあると思っていて。
例えばオールドエコノミーの一つのビルメンテナンスは今や空前の受注があると行っています。改築を繰り返しすでに元の図面とは似て非なるビルもたくさんあったりでなかなかフォーマット化できないブルーワーカーの仕事はなくならないでしょうし。
どちらに転んでもまだまだ見方によっては無限のチャンスがありますな。
時流が変わってもその時流に合わせた新たな「不」が出てきて、それを解決して人々によrこんでもらえる限り、自分の価値は想像できるし、居場所は自分で創る事ができるわけですな。
でも真面目にやっているブルーワーカーの人の評価がブロックチェーンで管理されて、、、という未来はすぐきそう、、、