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競合優位性について考える。

 

2018年も残すところあとわずか。

 

色々と年内で整理することも多く、個人的にも振り返ることが多かったので

ちょっとまとめておこうと。

 

自分は一番最初は営業としてキャリアをはじめた。

その中で仕事を始めてもっとも言われたのが

「競合優位性はなんですか?」

と問われることでした。

 

昔はヘアケア、トリートメントからカラー剤に至るまで

営業の現場からでは顧客から。

マーケティングに移っては営業から。

そして新卒人事では大学生から。

 

プルデンシャルでは必ずといってもいいほど顧客から問われたことがあったし、

 

ファイナンシャル・ジャパンの代理店経営においても、

「他の乗合代理店」との優位性は何か?と今でも聞かれるし

 

エンジェル先においては自分から投資候補先にも聞いていたし、

 

hokanTMにおいても「他のCRM/SFA」と何が違いますか?

と死ぬほどVCやポテンシャルカスタマーから聞かれた。

 

 

その度にいろいろと整理して説明していた。

・価格

・機能面

・背景の問題と解決策の考え方

・理念

・待遇など

 

 

 

どれかひとつだけ競合優位性になりうるとしたら

 

それはもう

 

「圧倒的に向上心をもち続け、前向きに顧客のために行動できる集団である」

 

というしかないな、となってしまった。

 

定量的な点(機能的に優れている・数値で表現できる実績・総顧客数や精度など)

 

 

定性的な点(社内文化や雰囲気がいい・人材レベルが高いなど)

 

を羅列していってみても、

 

それって単体で競合優位性になりつづけるんだっけ?とも思ってしまうし

 

(例えば一度とった特許でずっと戦えるなんてない)

 

すぐに陳腐化してしまったりそもそも使えなくなったりするケースもままある。

 

どれもが決定的な差別化ポイント、優位性にならないのもわかってしまう。

 

そうなると、

 

自らをアップデートし続けることこそが競合優位性であり

 

それが圧倒的に顧客から価値として信任され、

 

高い評価を受け続けることができる集団こそが

 

もっとも価値が高いであろう、と改めて確信してしまった。

 

 

自分たちが独りよがりで

 

これはこうあるべきだ、というのではなく、

 

顧客とコミュニケーションをとって

 

確実に評価して導入してもらったり、

 

新たな行動変容を起こし、爆発的に価値ある行動を増やせたり、

 

価値の再定義をできたりするのであれば

 

それはもうすごく貴重かつ稀少な存在として

 

圧倒的に重宝されるであろうと思うわけで。

 

そのサイクルがうまく回っていれば

 

当然定量的な数値は出てくるし、定性面でもいい状況になる。

 

その原点はやはり、人であろう、と確信した。

 

 

 

いくつかのヒョンな出来事から、

 

また新たに自分で新たなことに気づけたことに

 

感謝しています。

 

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ところで高島屋日本橋のAUDREYはすごいわ。

 

たくさん勉強させていただきました。