3.海外におけるトレンドと日本における新ビジネスチャンス サービス業としての輸出の可能性
その1
その2
3.海外におけるトレンドと日本における新ビジネスチャンス サービス業としての輸出の可能性
・保険営業のライフプランナーの限界、そして経営者としてのストレッチ
・個人向け保険管理アプリ
・シンガポールの盛り上がりとチャンス
・日本の保険会社は海外を目指す
・日本のきめ細やかな管理サービスは輸出できる!?
保険営業でいろんなところに研修にいきましたが共通のことは
・保険営業を成功させるためには自分の24h365日をいかに効果的に埋めていくかだ。
そのためには顧客に選ばれるだけではだめで、いかに顧客を選ぶかだ。
・保険営業に限らずビジネスは単価と客数の掛け算。
時間数が限られているのであれば
*行動量を増やし
*成約率を上げ
*単価をあげていかなければならない。
その通りである。
当然理想の売り上げ目標はあるがそれを達成するために
目の前の困っている単価が低そうな人は素通りしなければならない・・・
10人の平和のためには1人を見殺してもいいのか、
と同じ議論にその時々で出会った心ある保険営業パーソンは悩まされていました。(そしてそれはいまも)
GoogleやAmazonはテクノロジーを用いていままでにない顧客体験をつくりだしているのに・・・
自分には何か他にできることがあると信じてまず作ろうと思ったのが個人向け保険管理アプリhokanでした。
当時のコンセプトやインターフェースはこれ。
構想としてはこの中で顧客との対話や契約更新をできるようにしながら
お客様を自動的に保全できる仕組みを考えていました。
2016.6.23 その前にお会いしたデロイトの大平さんよりご紹介いただき、
縁あってMorning Pitchにださせていただいたり。
反響はすごくてそれなりにお話をたくさんのところでさせていただいたり。
シンガポールでインシュアテックのイベントがあります。
2016年の7月にそんな告知をフィンテック最前線の第一人者から聞いた。
(増島先生、いつもありがとうございます。)
折しも個人向け保険管理アプリを考えピッチをした翌週。
事前に喜んでいったが結果としてそこでみたのは日本におけるシステムやデザインがあまりにも後進的だったことだ。
内容は割愛するが、日本で輸出とか考えている場合じゃない。すぐにでもサービスを創り出して世界で戦わないと・・・
焦るばっかりで結局ピッチも辞退した。
実現できるメンバー集めをしないと・・・
奇しくも日本のマーケットに見切りをつけた各保険会社はどんどんと海外の保険会社を買収し、もしくは自前で新興国に進出している。
海外の新興国マーケットはまだまだ一社専属。時間差でアグリゲーターが出て来るのは間違い無いのでその間にいかに日本でプロダクトを完成させるかが課題だ。
もちろん日本の強みであるきめ細やかな改善やサポートの手厚さは勝負できそうなので、そこのユーザー体験を盛り込んだアプリケーション、サービスをできれば勝てそうという目論見もある。構想だけが膨らみ、いけそうだけどできない。
アイデアには一円の価値もない、ヤリ抜いてなんぼだ。というとある有名投資家の言葉が心をえぐる日々。
気持ちを落ち着けてまずは原点に戻るしかない。
そう、質の高いアウトプットができないときはいつだって大量に行動して知見をためながら質を高めるしか道はないのを俺は知っているのだ。そしてそれをやるだけの価値があると信じることだけだ。やるしかない。自分でマインドセットをした。